11/10/2008

Pū 'ili

Moku o keawe Festival でプイリを制作するワークショップに参加。
サインナップ時にはなかった、ノーズフルート[ 'ohe hano ihu ]のオマケ付き!

プイリ[ Pu 'ili ]
フラで使う打楽器で、竹でできたラトル系の楽器。
両手に持って叩き合わせたり、肩に打ち付けたりしてリズムを取ります。
オヘ・ハノ・イフ[ 'ohe hano ihu ]
竹でできたフルートですが、
片鼻で吹きます。指で押さえるのは3つの穴というシンプルなもの。

例えば、音階三つの穴を右手で押さえる場合は、
左人差し指で左鼻の穴を閉じて、右鼻の穴先に楽器を当てて吹きます。

ハワイでは口よりも、鼻からの息の方が神聖とされているので、鼻で吹くそうです。
ケーナに似たような、優しい柔らかい音がします。


材料
Kumu(師匠)とKokua(アシスタント)のLが自ら採集してくださった、
ハワイ原産の竹 [ 'ohe ]を使いました。

Waipi'o Valley という聖なる地域にある、
Hi'ilawe の滝の近くの竹林からの貴重な'oheです。

この地とKumuの一族にまつわる、
神話のような貴重な話もシェアしてくださいました。


Hulaで使う楽器は自ら作ることによって、Mana(力・魂)が宿るのだそう。
もっと上手に踊れるようになるかしら?


制作
磨く→磨く→磨く・・・・ひたすら磨く


自分に合ったサイズを選んでね~と言われて
私の元にやってきた1組の プイリ と ノーズフルート は
みごとにカビに覆われ・・・・

 「よろしくおねがいします」

細かめのサンドペーパーを使って丁寧に、
表も裏も、角も両端も 心を込めてサンディング

竹の節を利用して作られているので、
必ず、縦方向にサンディングします。

 おやおや?なんとツヤツヤしてきた!


Kumu(師匠)に見てもらうと、 「You did well done !!」
 みんな見てごらん!こういう風に出来上がると良いよ!

褒めてもらえました♪

で、サンドペーパーを使いながら沸いた疑問、
古代ハワイアンは何を使って磨いていたのだろう?と。


古代の知恵

ご先祖様達は、海岸で拾ったサメの歯を使い、竹を裂き、
海岸の濡れた砂で荒く表面を削り、さらに滑らかに仕上げるために
’Ulu[ウル、パンノキ:くわ科]の葉を使ったんだよ。とKumu

’Ulu の木から、黄金色になって落ちた葉っぱは、
研磨紙として利用されていたそうです。


仕上げ
そしてまた磨く・・・

綺麗にサンディングできたら、
いよいよククイ・オイルを塗り込んでの仕上げ。

Kukui を4つ割り、実を取り出して布で包んで潰し、
そして、何度も何度も丁寧に塗りこむのです。


このお手入れを1週間に1度繰り返します。

割ったククイの殻は元あった場所に返されます。
これもハワイアンが自然を尊重し調和しあう一つです。


ChantHula noho

いよいよ出来上がったプイリ&イフを使っての
Chant(祝詞)とHula noho(正座して踊るフラ)を学びます

'ohe(竹)が来た、ワイピオをテーマにしたチャント
なんとなくどこかで聴いた?と思ったら、
あの狸囃子の「證誠寺(しょじょ寺)」!!

Kumuが学んだ日本人先生が教えてくれたメロディーを元に
アレンジしたそう。
ホンワカしたメロディーは日本人だけでなく、
ハワイアンにも好かれたんですね♪



’Ulu : [ウル、パンノキ、ブレッドフルーツ:くわ科]
幹自体、カヌーやサーフボード、家のドアーなどとしても利用され、
葉は研磨紙、実は食用、雄花は虫除けととても利用価値があります。

一家に1本この木があれば、家族を養えるといわれる
「繁栄」を象徴する木でもあります。
220種もあるのだとか!!

Hana(ハナ:マウイ島の東の先端)に、
Honoma`eleというハワイアンの聖地があり、
カハヌ・ガーデン(Kahanu Garden)という
民族植物園では120種がみられるとのこと。

Kukui:[キャンドルナッツ:トウダイグサ科]
ハワイ語で「光」を意味するククイは知恵や悟りを伝え、
新しい世代に光が続くといわれています。

オイルを多く含有するので、
古代にはキャンドルや松明の灯火用に使われました。

薬用植物で4つ以上食べると便秘の人に効果抜群!
お気をつけください。味はマカダミアナッツと似た美味しさ♪

種子は磨いてレイにも使われ、
木の皮・根・実を焼いた灰は染料としても使えます。
幹はカヌーの材料にもなりました。


比べてみた・・・

出来上がったプイリはとっても軽い!!
飛ぶような勢いです♪♪

今、新しくプイリのナンバーを習っているのですが、
今まで使っていたものとの重さの違いにびっくり!
ピッチにも違いがあります。
上がハワイ産の ’ohe

半分ぐらいの厚みです。分るかな?


「Kumu」と書かれている右側がお古のプイリ(多分フィリピン産)
モロカイに住むKumu hula(フラの師匠)がくれました。
新しい仲間が増えました♪

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

素敵な仕上がりですね。きっと、カビカビが来たときは一瞬めが点になったと思います。
産地で軽さが違うのは聞いて納得!
踊りにも影響があるんでしょうね。

いいなぁ。そんな生活。
私は 息子の幼稚園編入やら 4月から娘の幼稚園準備やらで超現実に追われています。

そんななか、現実逃避的にハワイやグアム行きたーいっ!と叫んでは見るものの。簡単には行けぬ・・・。
ブログ、楽しみにしております。

Na pua o Hawai'i さんのコメント...

>sarasaちゃん

ユラちゃんてばもう幼稚園!?早いね~!

最近、友達の子供を抱っこする機会が多くて気づいたんだけど、ハワイアンの子供ってすんごい重い。なんていうかしっかり身が詰まってますって言うのかな? 笑

大きくなるんだろうなーって両親のサイズ見るまでもなく重さで感じます。

プイリは音が全然違うの!
手にもしっかりなじむ感じです♪