2/03/2011

Big Big Island !

1/22/2011
久しぶりのハワイ島

Kalapanaの手前、Kaimuという場所から、
流れる溶岩を見に行って来た。前回からは半年ぶり。

かつては美しいココナッツグローブとブラックサンドビーチがあったこの場所に、89-90年のプウ・オオ噴火で、91年には元はビーチだったこの場所に溶岩が流れ込み、何十メートルと土地が拡大された。

そして去年、火山の女神ペレが活動再開。

トレッキングのスタートはここから、あのココナッツツリーに向かって徒歩約25分
その向こうは海。
見渡す限りの溶岩の海、desert....砂ではないけれど、荒涼とした風景に圧倒。

元、その場所にあった公園のバスケットゴールの骨組みが、無惨に溶岩から突き出ているのを見る事が出来る。

ここには電気も水道も通っていない。

溶岩によって家を焼かれてしまった人達や、どこからか流れ着いた人が、溶岩の上に家を建てて自家発電機やソーラーと雨水タンクで、再噴火の危険と隣り合わせに暮らしている。


海岸に沿ってビーチナウパカとカウナ・オアの群生
blessings(雨)に包まれながら、素敵なトレッキング道を約30分


森の向こう左手に見える岬がゴール。
先にある森には野生の豚ちゃんが住んでいる。

途中、荒波押し寄せる断崖絶壁のすぐ脇を通り、新しく産まれたブラックサンドビーチを抜けると、その先にはさらに溶岩の海原。

半年経っても消えない火
溶岩が冷めようとして発生している水蒸気が見える。

さらに30分 足下からの熱を感じながら歩き続けて・・・到着!



去年夏(噴火したて)に見たときより、随分と規模が小さくなっていた分、近くまで寄る事ができた。
地球の熱を体全体に感じる。

自然の力を目の当たりにすると、自分はなんてちっぽけで無力な存在なんだろう。と改めて認識せざるを得ない。
エゴや感情に押し流されて、アタフタ、グルグルする日常がなんだか情けなく、そして可愛いくも思うのでした。

暗くなるのをまって辺りを散策。足下には十分注意。一見しっかりしてそうな地面だけれど、まだ中身が落ち着いていない。時々、中が空洞の様な音がしたり・・・怖

陽が落ちると、辺り一面が賑やかに。


ハワイ島キラウエア火山からの溶岩は2種類。
A'a lava とPahoehoe 
A'a(アッア)は流れが早く、ガラス質を豊富に含むため、冷えて固まった時にギザギザ、ジャギジャギした荒い表面でキラキラしている。

ここで見られるのはPahoehoe(パホエホエ)
粘度が高く、ゆっくりと流れるために表面は滑らか。
時折、布のようなしなやかな襞状に固まっているのも見れる。

ものすごくゆっくりゆっくりと流れて行くのを間近で見る事が出来た。表面はすでに堅くなっているものの、成長し続けている。
そして、もちろん、アツイ。

身体の奥底で、「生命」を感じる。
自分の鼓動と地球の脈動。
ドキドキが止まらない。


さて帰ろうかと言いかけたとき、Tutu Pele からのご挨拶!!
突然、すぐ側の割れ目が裂け、ドクドクと溶岩が海に込み流れ始めた。

Mahalo E Pele !

Kaimuでawa(kava) barを営むuncle Rのohanaには毎月お世話になっている。
91年Tutu Peleは彼らの家の目の前にあったビーチを埋め尽くし、そして家をも焼き尽くそうとその燃える手を伸ばして来たとき、今は亡きAuntieが足下まで迫る溶岩に「それ以上、来てはダメ」と言い聞かせた。するとpeleはそのまま方向を変え、家は無事に残ったそう。

ハワイでは溶岩は火山の女神ペレの一部。
ロコは溶岩の事を親しみと畏敬の念を込めて she と呼ぶ。

くれぐれも彼女を怒らせてしまわぬように。


My Dream House



憧れのドールハウス!

ミニチュアな世界は魅力いっぱい。

にゃんこ=ストーブ番


アイランド型キッチンにもでちゃう。


ここはクリスマスツリーのためのお部屋

ガラージの奥はお馬ちゃんのためのスペース
クラッシックなアメ車!

真っ白なグランドピアノまで!!
2階には3ベッドルームが。
幅1m近くある豪華なお家。

お婆ちゃまがお孫ちゃんのためにクレイグリストで見つけた
本物のアメリカンアンティーク

手作りのアメリカンパッチワークキルトの毛布まで付いてる。
羨まし〜い!!