3/02/2007

2 Hana wants to go to Hana

*ナショナルパーク、そして聖域へ

―Hanaの先にも素敵な場所が沢山あるよ。行くかい?

もちろん!

『Go,Girl!』と気合いを入れられ、ハンドルを握ります。

途中、橋の脇に座り、椰子細工を売るハワイアンにAloha!
彼もまた、お友達。
可愛いフィアンセにって椰子細工のバラをプレゼントしてくれました。Mahalo!

ほどなく、Haleakala National Parkに。
見事なハレの林を抜けて、Oheo Gulchの7つのプールに到着。

かつて、ハワイアン達が禊ぎを行った場所。
渓谷全体が聖域とされている。
きっとHulaの前にも儀式が執り行われたんだろうなぁ。


―ちょっと寄ってもいいかい?

花と雑貨を売るお店に立ち寄る。

ここのハワイアンのおじさんは『自分は九州に居たんだよ』
Happy Vltn's Day!と言ってジンジャーの花をくれました。

かつては日本から、サトウキビ工場への働き手として、
そしてハワイからは戦争のために日本へ。
歴史を歩んだ人々がいます。BOBも。

Uncleのラブラドールがめちゃめちゃ可愛い♪
最初は遠慮がちに「いらっしゃーい」って感じだったんだけど、
ちょっかい出したら、「いぇーぃ!!遊ぼうぜっ!遊ぼうぜっ!」
押し倒される勢い(笑


*Get Energy

―この前の大地震でこの先は落石で道が塞がれちゃってるんだ、だから、ここまで。

地震で橋も寸断されたりと、かなり被害があった様子。

道を塞ぐ岩は取り除かれると最近の新聞にでていたけど、賛否両論らしい。
Peleが怒り、岩で道を塞いだなら、取り除くべきではない。
ロコの生活には必要な道だけど、そこから先に開発の手が届かないように。と。

*ライフラインのための道は確保されているらしい。


道の最後には素敵なオーガニックガーデン
ヒッピー?な白人の女の子がお店をやっている。

―ここではソーラー発電を利用しているのよ。

人にも土地にもオーガニックね。

本日のスペシャルスムージーをオーダー。
サワーソープという見た目ドリアン的!?な果物とバナナのスペシャルドリンク。

カットして、ミキサーにポン。

―さぁ、用意は良い?

え?!
なんとオーダーした本人が自転車発電してミキサーを作動させるシステム!!

―更に美味しく飲めるわよ!

そりゃそうね。頑張ります。

みんなに応援されながら発電開始…って、ペダル重っ!!汗だくじゃーんっ

急に降り出した雨で、涼しくなった風に吹かれ、次の人を囃しながら頂きました。
お味?絶品でしたわん!

*BiG Aloha

Kipahulのちょっと手前にフルーツスタンドがある。

こちらのハワイアン夫婦もBOBのお友達。

『3日も顔見せないと心配するじゃない!』
とBOBにハグしながら私にウィンク。

『コンニチワ』と日本語で挨拶をくれるBig Mom LANIさん

―ほら、あんた、ココナッツジュースを飲ましておやりよ!

旦那さんが鉈を振るい、でっかーいココナッツをくれた。

んー!さっぱりして美味しい!!

あれもこれも持って行け。と、お土産を持たせてくれる。
アップルバナナ、砲丸みたいなアボカド、パッションフルーツ…どれも大好物!
ありがとう!

店先に停めた私の車から、Kumuのチャントが聴こえる。

―あら?Hawai'ian Songじゃない!?

―そうだよ、HanaはHulaをやるんだょ。とBOBが得意気に答える。

Halau名を告げると、―彼は私たちの誇りよ!とても素晴らしい人よ。
私達コンサートにも行ったわよ!と教えてくれた。

―そぅ、あなたは彼のところのHula Girlなのね。
日本で頑張っているのね。あなたのことも誇りに思うわ!こっちへおいで。

そう私を呼び寄せ、ぎゅぅっと抱きしめながら優しく『Aloha』と言ってくれた。
温かくて涙がでた。

『絶対に戻っておいで』何度、言われただろう。
自分の住む土地を誇りに思い、いつでもおいで。
そう言えることはとても幸せ。土地がそう言わせている。
Maui no ka o’i 

豊かな自然が育む文化がここには生きている。
開発の波に飲まれつつ、守るべく戦う人々もいる。


『来たかったらいつでもおいで。』

色んな景色、人々に出逢い、たくさんAlohaを貰った。みんなありがとう!

SweetなBOB、Mahalo nui loa!

またまた、マウイ島が大好きになった!

Maui no ka oi!!

3/01/2007

1 Maui no ka oi !

Happy Valentine's Day!

バレンタイン@マウイはUncle BOBとHanaへの10時間のドライブデート!!(笑

今回のステイでは一人自由時間があるので、島全部をドライブしよう!
と意気込んでいます。車の運転大好き♪

Hanaにドライブ行こうと思うんだ~って話してたら、
ベストガイドを紹介するよ!!って紹介されたのがBOB。

何度となくヒッチハイクでHanaへ行っているツワモノ。
その回数100は超えるらしい。



*出発

Heavenly Hanaへは朝8時にステイしていたKIHEIを出発、
素晴らしいお天気のドライブ日和に。

Pa'iaの町を過ぎ、いくつかの橋を渡った頃から、
Hana HWYはRoute36から360へと道の名前を変え、
小さな橋と曲がりくねった道が続きます。

とても美しいLong & Winding road!

交互通行しかできない苔むすちいさな石橋、突然現れる竹林、
木肌が虹色のレインボーユーカリ達、
涼しげな滝、
豊かな水を湛えるタロパッチ、
Garden of Edenなんて名前を通り過ごして
ようやく豊かな緑と溶岩に縁取られたリアス式海岸Keanaeに到着。

ここまで二時間。

BOBのお友達が至る所に!
みんなが口々に、『可愛い子を捕まえたね!バレンタインだもんね!』
『BOBがガイドなんてホントラッキーだね!』
みんなBOBがヒッチハイクでお世話になった人達。

『彼女のハワイアンネームはHana。僕のフィアンセなんだよ』
ぉいぉい 年の差45歳だよ!!

*ちなみにハワイアンネームではありませんが、みんな私をHanaと呼びます。

―御守りにあげるよ。ゴールドはラッキーを運んでくれるよ。ほら、着けてごらん!
パール売りのAntiが珊瑚のペンダントをくれた。

『HANA wants to go to HANA!』とからかわれながら、
みんなが笑顔で見送ってくれます。

さて、おちゃめな私のガイドさんにお墨付きを頂いたことですし、
次のポイントへ行きましょ。


*Hana Bay

Hana空港を過ぎ、Waianapanapa、そしてHana Bayへ。

出発してから4時間。お腹空いたぁ!
Hana BayのTuTu'sで海風に吹かれながらランチタイム。

湾の右手Kauiki HeadはQueen Ka'ahumnu生誕の地。
Hana Caltural Centerに行きたかったけど、次回のためにとっておこ~ぅ。と。


*Hasegawa・General・Store

『よし、次はHanaの町を案内しよう。』
快適なトイレの場所から、ハナにステイするなら絶対ここがお薦めだよ!
とにかくなんでも知ってるBOB

Hanaへ行ったらハセガワ~♪に行かなきゃね!ってBOBは陽気に言ったけど、
何度言わせても『ハガセワ』(笑

ハセガワ・ジェネラル・ストアはサトウキビ農園で働くため、
広島からの移民ハセガワ兄弟が開店。
本当になんでーも売って町の生活を支えてる!

噂のテーマソングも聞いちゃった!!

『Waikikiへは行った?』 行かないよ。あんまり好きじゃないの。
そう答えると、
『日本人なのに珍しいね。日本人はみんなWaikikiが好きだろ?』って。
それは偏見だけど、そう思わせるぐらいだもんね。仕方がない。

『君は賢いね。このステッカーを車に貼りなょ!』

【馬に乗って、スモッグと闘おう!HANAはWAIKIKIから遙か彼方!】
だって!!


*Red Sand Beach!

少し道を戻り、
憧れのHotel Hana Mauiのコテッジエリアへ。
敷地の脇から、ワクワク獣道を進みます。
右側は波に削り取られ、うっかり足を滑らせたら、荒波へドボン!

おっかなびっくりのアップダウンを越え、岬をぐるりと回ったら…
まさに赤い砂浜!

小高く岸壁に守られたプライベートビーチではみんなNaked!
ヌーディストビーチだった!

『Aloha BOB!』
とびきりの真っ裸スマイルがこちらにやってくる!
服を着ている私たちがマイノリティだと妙に居心地悪い。。。。

自分が服を着て、相手が真っ裸な状態で握手したり、ハグしたりは初経験です(爆


『東京に帰るの?なんでさ?』
『ここへは片道切符で充分だろ?』
『戻っておいで』

えぇ。そうね。きっといつか必ず!

険しい道のりの先には天国があるのね。

往復切符の私たちは険しい道のりをせっせと逆戻り。

見上げると右崖の上には古い日本人墓地が。
崖は崩れ、荒れています。

ハワイに移民した日本人のお墓はみんな日本の方角を向いているそう。
なんだか切ない。

ふと左下を見ると、墓石が崩れ落ち、砂に埋もれ、波に晒されています。
私の顔をふと振り返り『They don't care.』
だってここはHeavenly Hanaだよ。Aloha!

そうだね、BOB
静かに手を合わせると、彼らはマウイの一部 なんだってことに気づきました。


-------- そしてHanaの先へ道は続く→2へ

1/21/2007

My first visit to Maui Island

・・・数年前の話

MauiのKahului空港に初めて降り立ったとき、
お腹の底から湧き出てくる 何か を感じた。

Haleakalaの頂上を目指す途中で
Kumuのチャントを聞きながら見た夕日に
涙が止まらなかった。

愛らしい島の形。
どの街もとても愛おしく感じる。

初めてのMauiの感想・・・・ここは私の島!

  その声が何度も何度も繰り返し湧いてきた。

Big Island にもOahuにも感じなかった感覚。

そしてスピリチュアルに自然をとても近く感じる。