10/20/2008

Na 'aumakua

Aumakua とは家族の守り神のこと。
個人の内なる神でもあります。

サメ、ウミガメ、フクロウ、オオトカゲ、
火山の女神ペレや雪の女神ポリアフなどなど
ハワイの神話に沢山出てきます。


一族そして個々を守る神として、それぞれに敬意が払われ、
とても大切に、誇りを持って守られていています。

それらの集まりはPo'e Aumakua(偉大なる、聖なる集団)といわれ、
調和しあっています。


日常生活でももちろん生きていて、
それらに偶然にも出会ったりするタイミングは
重要なメッセージとしても捉えられています。

そして、いつでもコンタクトがとれるとされています。



粗末に扱ったりすると・・・・・


先日、オアフの友人宅で例のごとくPolehu(BBQ)
そのテーブルで聞いた話。

 それはNのお兄さんとPueoの悲しい話


数年前のNの卒業パーティーの頃、
Nのお兄さんは突然、原因不明な病に係り、
パーティー当日、帰らぬ人となりました。

お医者も手が付けられない、全くの原因不明と急な悪化でした。

お見舞いに来たUncleの「何か心当たりは?」と言う問いに、

「道端で死んでいるフクロウを見た。」と答えたそう。
Pueoは一族のAumakua。
でも、彼は車を運転中だったので、そのまま見過ごしてしまいました。

丁重に葬ることが必要だったのです。

Aumakuaの存在は、人間同士だけではなく、
自然との調和を教えてくれます。
Alohaの心で敬意を払い、良い関係を保つこと。

古代からの聖なる教えです。